- 2022年3月15日
- 空室対策
【輝きを味方に!】ピカピカのお部屋で空室対策
賃貸経営をするうえで、No.1お困りごとである空室…。
立地条件はいいはずなのになかなか入居者がつかない、内見は入るのに成約に至らない、そもそも内見申し込みがない…。
そんなお悩みを抱えている不動産オーナーさんも多いかと思います。
この記事では、セルフクリーニングで物件の印象を一気にUPさせる方法をご紹介します!
1. 賃貸経営だからこそ見た目にこだわって
分譲マンションと賃貸マンションが清掃の仕方一つとっても全然違うことはご存じですか?
分譲マンションは「住まい」です。
一生モノの大きな買い物だからこそ、求める清掃ポイントは「清潔」であることです。
一方、賃貸マンションは「ビジネス」です。
ビジネスとして運営している不動産オーナーがいて、そこに客として利用する入居者がいる、そんな関係です。
清潔である必要はなく、「見た目が綺麗」であればOKなんです。
この意識、あなたは持っていますか?
分譲マンションでは清潔に保つために、自在箒を使って、掃除機を使って、目に見えない埃を集めます。
でも賃貸マンションでこれをやっていたら費用が掛かって収益を圧迫します。
賃貸マンションだったら、目に見えるごみを拾う。目に見えないゴミは定期的な清掃でまとめて対処する、のが王道です。
2. どうしてセルフクリーニングなの?
うちのマンションは管理会社に清掃をお願いしているし、原状回復工事のときにハウスクリーニングも入れた。
だからセルフクリーニングする必要はないはずなのにどうして?
と思うオーナーさんもいるかと思いますが、だからこそ是非おすすめしたいのがセルフクリーニングです。
こんなことを思ったことはありませんか?
「なぜここに気付かないの?」「なんで放置しているの?」「なんでこのままでいいと思ったの?」
これ、管理や掃除してくれた人がわざと手抜きしているわけではないんです。
人間って「慣れる」生き物なんですね。
生き残るための適応力とでも言いましょうか、ほんと、慣れるんです。
破損個所や汚損箇所、明らかにおかしなところがあっても慣れてしまう。
おかしなところが「景色」になってしまって異常だと認識できなくなってしまうんです。
だからこそ、普段見慣れていないあなたがセルフクリーニングすることに意味があるのです。
3. 具体的にどこを掃除したらいいの?
入居希望者は基本的には不動産の素人です。
そして、あなたの物件には「初めまして」状態なのです。
限られた数枚の写真の載った資料を見て興味をもって、限られた短い時間で内見をする。
判断材料は乏しく、細かいところは正直なところ住むまでわからないという状態です。
そこで重要になってくるのが第一印象です。
前述したとおり賃貸マンションで大切なのは「見た目が綺麗」ということ。
そこで、本来光るところは光らせるという考え方が重要になってきます。
鉄、ステンレス、アルミ、ガラス、鏡といった素材のものは基本光りますよね。
それがくすんでいたりすると、一気に古ぼけた印象になってしまいます。
例えば、鉄の消火器や消火器ボックス、ステンレスのメールボックス、ステンレスの手すり、廊下の窓ガラス、洗面台の蛇口や鏡、キッチンシンクのステンレス、窓ガラスなど。
まとめ
本来光るところがピカッと光るか、くすんでいるか。
その違いの印象は、入居を決める際の印象に大きな影響を与えます。
特殊な道具はいりません、雑巾一枚持って物件に行きましょう。
賃貸マンションはビジネス。その考え方を忘れずに、不動産経営を成功させるためにも、空室対策に関する知識はこれからもどんどん深めておきましょう!